韓国籍の男ら4人、逮捕へ 3.8億円強奪への関与焦点

福岡空港国際線ターミナル(福岡市博多区)で20日夕、多額の現金を持って出国しようとして
身柄を確保された韓国籍の男らについて、福岡県警は21日、関税法違反の疑いで4人を逮捕する
方針を固めた。捜査関係者への取材でわかった。所持していた額は7億円を超えるという。

 捜査関係者によると、4人は20日夕、国際線ターミナルでの手荷物検査で、7億円以上の現金を
所持していたのに申告せず、無許可で持ち出そうとした疑いがある。2人がペアの形でそれぞれ
3億数千万円を持っていたという。関税法は、100万円を超える現金を申告なしに海外へ
持ち出すことを禁じている。

 福岡市では20日昼、銀行で引き出したばかりの現金3億8400万円が強奪された事件があった。
県警は、4人がこの事件と関連があるかどうか慎重に調べている。男らは強奪事件への関与を否定し
「現金は他人から受け取った」などと説明しているという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170421-00000042-asahi-soci