中学の時、試合会場に向かうのに四人でJRに乗った。
座席は二人掛けが向かい合ったボックスタイプ。斜め向かいに新聞を広げた50代くらいのオッサンがいた。
朝早くからみんなでキャッキャ盛り上がっていたとき、友達の顔の向こう側に異変を感じ視線を移すと、新聞の下から赤黒いキノコが生えていて、オッサンが手で上下に撫でていた。
 
あまりの衝撃に絶句でガン見だった。