23日午前、山梨県と長野県にまたがる南アルプスの甲斐駒ヶ岳で、男性が倒れているのが見つかり、その後死亡しました。
警察が身元の確認を進めています。

23日午前10時ごろ、南アルプスの甲斐駒ヶ岳の7合目にある山小屋の管理人から、
「けさ5時ごろ、山頂を目指して1人で出発した登山者の男性が戻ってこない」と、警察に通報がありました。

警察がヘリコプターで捜索したところ、午前11時半ごろ、山梨県側の標高およそ2300メートルの8合目付近の沢で、
心肺停止の状態で倒れている男性が見つかり、その後死亡しました。

警察によりますと、標高が3000メートル近い甲斐駒ヶ岳の山頂付近は、
現在も雪に覆われ、滑りやすい状態になっていたということです。

警察は服装などから、見つかったのは23日朝早くに山頂を目指して山小屋を出発した登山者の男性と見て、
身元の確認を進めています。

以下ソース:NHK 4月23日 17時13分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170423/k10010958551000.html