http://www.cnn.co.jp/m/usa/35100224.html
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(CNN) 米アーカンソー州の交通量の多い幹線道路でこのほど、走行中の車両の後部ドアがいきなり開いて4歳の女の子が転落する事故があった。後続車両の車載カメラが、この瞬間の映像をとらえていた。

後続の車を運転していてこの場面を目撃したライアン・シエンポリさんは、「信じられなかった。あまりにショッキングだった」と振り返る。

事故が起きたのは19日。たまたま救急救命士だったシエンポリさんは、すぐに助けに駆け付けた。シエンポリさんの車には、仕事で使う車載カメラが搭載されており、このカメラが現場の様子を記録していた。

女の子は最初、意識を失っていたが、シエンポリさんが抱きかかえて話しかけると、一瞬意識を取り戻し、「ママはどこ?」と尋ねたという。

シエンポリさんは女の子を交通量の多い道路から離れた場所に移し、救急車の到着を待った。移動させた理由について、CNN系列局KHBS−TVのインタビューの中で、「もし危険がなければそのまま寝かせておいた方がいいのだが、現場は州間道路の真ん中だった」「そのため動かさないわけにはいかなかった」と話している。

女の子はあごの骨を骨折しており、手術を受ける予定。容体は快方に向かっているという。

女の子が自分でドアを開けたのかどうかも、ドアがロックされていたのかどうかも分かっていない。23日の時点で警察への取材はできなかった。

2017.04.24 Mon posted at 12:00 JST