Cだけ空間座標の離れたAの地点の物質からB地点の物質へ因果律の影響を及ぼすにはC/光速度の
遅れが必要である これが時間という概念であり、物質世界の絶対ルールであり、因果律と呼ばれるものである

すなわち、時間の流れる速度とは情報伝達速度、因果律の伝達速度であり、光速度に等しい
もちろん静止している我々(物質)もこの因果律に従い、光速で過去から未来へ向かって移動している

では情報伝達媒体である光子自身はどうであろうか?
光子は空間座標を光速で移動しており、 情報伝達速度は無限大であり、
「 時 間 が 流 れ て い な い 」

光速で移動している光子には、過去、現在、未来はないのだ
宇宙創成から終わりまでの情報が同時に存在する世界である
情報だけが永遠に存在する世界、全ての状態が同時に存在する世界
これが本来の宇宙の姿なのである

ところで物質とは光子が空間に閉じ込められて移動できなくなった状態のことである
空間座標に閉じ込められると、情報伝達速度が「光速度」という定数に制限され、
因果律が支配する物質世界となる