円安=好景気の神話が生まれたのは、2000年代前半までは円安→輸出増のチャンネルが機能していたから。
円が安くなると国内の生産が増えたので交易利得の低下を補って余りあるメリットを家計にもたらした。
だが、現在の日本は企業が生産拠点を海外に移したので円安→輸出増のチェンネルが機能しない。

よって、円安は家計の負担を増やすだけとなった。