脳波から読み取った意思通りに体を動かす装置などを使い、治療が難しい重いまひの回復を目指す次世代リハビリテーション施設「スマートリハ室」の開発に、慶応大などが乗り出す。

 日本医療研究開発機構の支援で、脳卒中リハビリのモデル施設作りに取り組む。

 開発は大阪大や国内7企業など計19団体が参加。神奈川県藤沢市の慶大キャンパスの隣に11月開業予定の民間病院を拠点にして、研究を進める。目玉は、脳と機械をつなぐ「BMI(ブレーン・マシン・インターフェース)」と呼ばれる技術を応用したリハビリ装置。脳波や脳血流などから動作の意思を読み取り、まひした部位を機械で動かす訓練を繰り返し、傷ついた神経回路の修復を図る。

2017年05月01日 18時32分 読売新聞
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