中部電力は2日、停止中の浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の建物内の計4か所の床面に、放射性物質を含む堆積物が発見されたと発表した。

 中電によると、堆積物は同日午後2時半頃、手袋や作業服などの放射性廃棄物を保管するドラム缶が置かれた部屋などの排水口周辺で見つかった。堆積物はピンク色で直径0・5ミリ・メートルの粒状で、放射性物質のコバルト60が1平方センチ・メートル当たり29〜141ベクレル、検出された。中電が堆積した経緯などを調べている。

2017年05月02日 22時37分 読売新聞
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