★今治事件、近くの女の逮捕状請求
05月04日 15時08分

3日、愛媛県今治市の市営住宅で92歳の母親と70歳の息子が部屋に入ってきた女に刃物のようなもので切りつけられ、
母親が死亡し、息子が大けがをした事件で、警察が、近くに住む中年の女が事件に関わった疑いが強まったとして、逮捕状を請求し、任意で事情を聴いていることが捜査関係者への取材で分かりました。
3日午前9時ごろ、愛媛県今治市室屋町の市営住宅で、岡本ユキヱさん(92)と、息子の久行さん(70)が部屋に入ってきた女に刃物のようなもので切られてユキヱさんが死亡し、久行さんが背中に大けがをしました。
女は現場から立ち去り、血の付いた刃物が残されていたことから、警察は殺人事件として捜査を進めています。
その後の調べで、現場付近の防犯カメラに映った映像などから、近くに住む30代から40代ぐらいの女が事件に関わった疑いが強まったということで、警察が逮捕状を請求するとともに、任意で事情を聴いていることが捜査関係者への取材で分かりました。
警察は、容疑が固まりしだい、逮捕する方針です。

今治市内では4月26日にも、およそ400メートル離れた住宅で、この家に住む81歳の女性が刃物で刺されて殺害されているのが見つかっていて、警察は関連についても調べています。