田辺三菱製薬の米子会社MTファーマ・アメリカは5日、米食品医薬品局(FDA)が同社のフリーラジカル消去剤エダラボン(一般名、日本での製品名「ラジカット」)を筋萎縮性側索硬化症(ALS)の治療薬として承認したと発表した。
「ルー・ゲーリッグ病」とも呼ばれるALSの新しい治療薬がFDAに承認されたのは約20年ぶり。

エダラボンは割引などが行われる前のベースで、年間約14万5000ドル(約1600万円)の費用がかかり、保険に加入している患者の自己負担分支払いを補助する制度を設けている。
FDAは、日本で137人のALS患者を対象に実施された6カ月間の試験結果に基づいて承認した。

http://www.nikkan.co.jp/articles/view/00427109?twinews=20170507