奈良県明日香村の国特別史跡、高松塚古墳（７世紀末〜８世紀初め）の国宝の極彩色壁画のうち、「飛鳥美人」で知られる西壁女子群像の最新画像を文化庁が公開した。
壁画の修理は最終段階で、色彩が鮮やかになってきた。１３〜１９日に村内の修理施設で一般公開する。
極彩色壁画はカビが発生したため、２００７年に石室を解体し、修理が続けられている。カビなどで黒ずんでいた部分が約１０年の修理で取り除かれつつある。
一般公開は無料。定員は各日４００人。事前申し込みが必要。電話かホームページ（http://www.takamatsuzuka-kofun.com）で。
今年２月撮影の西壁女子群像（文化庁提供）
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170512001482_comm.jpg
２００６年撮影の西壁女子群像（文化庁提供）
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170512001036_comm.jpg
１９７２年の発見当時の西壁「飛鳥美人」＝奈良県立橿原考古学研究所編「壁画古墳高松塚」から
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170512001299_comm.jpg
朝日新聞デジタル 2017年5月12日12時47分
http://www.asahi.com/sp/articles/ASK5D36R1K5DPOMB008.html
