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『礼』の時間を長くとり、スマホを起動。ズームに……

 阿部氏の言う、“楽しい毎日”とは、いったいどういったものなのか。

「性的な意味合いで不必要に体に触れたりすることは絶対にしません。一番ハマっているのは、テスト答案をオカズにした自慰行為。もちろん職場でそんなことはできないので、家に持ち帰って行います。

注意しなければいけないのは、絶対に答案用紙などモノには飛ばさないこと。どこからこの行為がバレるかわからないので」

阿部氏は、「学生時代に好きな子のリコーダーをペロっと舐めるあの感覚ですよ」と言うが、けっして笑い話で済まされる類の告白ではない。ところが、彼はさらなる遊びを、嬉々として語り続ける。

「スマホを使いますね。前に受け持っていた2年生のクラス。子どものTシャツの隙間を覗きたいので、『起立、気をつけ、礼、直れ』のとき、『礼』の時間を長くとり、自分は子どもたちにスマホを向けてカメラを起動、ズームにしています。

正確には盗撮はしていません。カメラには保存せず、ズームだけにとどめます」

ロリコン教師LINEグループの画像は掲載拒否

むろん、阿部氏は教員の中でも例外中の例外と言える存在だが、そんな例外だからこそ仲間が集まる。

「実は、同じような趣味の教師が集まるLINEグループがあって、そこに入っています。大学時代の仲間が作ったもので、そこに15人くらい教員が登録しています。そこで遊び方が日々議論されている。

僕はやっていませんが、最近そのグループLINEで話題になったのが『体操着遊び』です」

狙った女児の体操着を盗み出し、自宅に持ち帰って、汚す。体操着がなくなったことは翌日発覚するのだが、「家に忘れてきたんじゃないのか?」とその場をおさめて、こっそりと元の場所に体操着を戻すのだとか。

平然と語るが、外食店の従業員が面白半分で「食材に薬物を混ぜてみました」と言うのと同レベルの犯行。開いた口が塞がらないとはこのことだ。

「ヘンな風に捉えられるのは承知のうえです。ただ、直接手を出していないことは理解してほしいと思います。いくら欲求が高まってもそれだけは絶対にしない。

僕も妻がいて子どもがいる身なので、被害者の親の気持ちもちゃんとわかっているつもりですから。ただ、教員の中には一部そういう趣味を持っている人がいるということは事実として知っておいていただきたい。

目を背けたくなるかもしれませんが、それは紛れもない現実ですから」

今回、記者が取材用にLINEグループのスクリーンショット掲載を依頼したが、彼はそれを頑なに拒否した。親からすれば、子供の私物が不可解な紛失をした際に、疑ってかかるくらいしか対策ができない。

いたずらに「怪しい教師は疑え!」とするつもりはない。が、この記事の存在が一部教師たちの変態行為の抑止力になればとの願いで、公開したことをお断りしておく。

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