日本三大祭りの一つと言われる神田祭の神幸祭(しんこうさい)が13日にあった。氏子108町会の山車やみこしなどの大行列が日本橋や秋葉原の約30キロを練り歩いた。

 神田明神(千代田区)の神田祭は2年に1度開催される。神幸祭は明神様を乗せたみこしなどの行列が東京の下町を巡行し、町をはらい清める神田祭のメイン神事。神事のひとつ「総代献饌(けんせん)」は日本橋の「薬祖神」付近であった。

 この日はあいにくの雨だったが、日本橋の商店街では多くの人が傘をさして沿道に集まり、笛や太鼓の音と共に近づいてくる行列を待ち、写真を撮るなどしていた。家族と見ていた地元の小学5年の鎌野泰成君(10)は「馬とみこしの行列がたくさん並んでいて楽しかった」と話した。

 14日は大小約200のみこしが練り歩く宮入(みやいり)があり、神田祭は17日の例大祭まで続く。(張守男)

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神幸祭に登場した「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の「両さん」の山車。そっくりにメイクした男性もいた=13日午後、東京都中央区、林敏行撮影

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神幸祭に登場した「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主人公「両さん」の山車=13日午後、東京都中央区、林敏行撮影

朝日新聞DIGITAL
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【別ソース】
江戸三大祭りのひとつ「神田祭」本祭で、各町内のみこしが境内に入る「神輿宮入(みこしみやいり)」が13日始まった。あいにくの雨となったが、氏子らの威勢の良い掛け声に包まれ、傘をさした観客を魅了した。

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時事ドットコムニュース
http://www.jiji.com/jc/p?id=20170513202810-0023953741