1983年に発売を開始したカシオ計算機の腕時計シリーズ「G―SHOCK」の人気が再燃している。
2016年度の出荷数は、過去最高だった前年度を50万個上回る年850万個を記録した。

 中国で「ゴリラが時計をたたきつけても壊れない」というインターネットのCMを流すなど販売を強化。
中国と東南アジア向けの売れ行きが好調だった。10代後半〜20代の男性を中心に伸びたという。

 カシオの17年3月期決算は、円高などの影響で減収減益だったが、時計事業は現地通貨ベースで
5%の増収。高木明徳専務は「大黒柱のG―SHOCKは、圧倒的な強みを顕示した」。
最近の円安傾向もあり、18年3月期はG―SHOCKを軸に増収増益を見込む。

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