1636年、後金は国号を清とし、清に服従することと明討伐の派遣軍3万の提供を要求してきた。
朝鮮はこれを拒否、清は12万の大軍で侵攻してきた。
朝鮮軍はなすすべもなく40日あまりで降伏した。
朝鮮は明と断交すること、王子を人質に差し出すこと、
莫大な賠償金を支払うなどの屈辱的な講和条約を結ばされた。
また、朝鮮王の仁祖は、清の皇帝の前で三跪九叩頭の礼を行い、
服従する誓いをさせられた。

【三跪九叩頭の礼(さんききゅうこうとうのれい)】 中国皇帝に臣下の礼をとるため、三度ひざまずき、九度頭を地にこすりつける儀式。