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大阪市営地下鉄の電車内で今年2月、会社員の男性が痴漢にでっち上げられた事件で、
虚偽告訴や強盗未遂などの罪に問われた無職、阪田真紀子被告(31)の判決公判が8日、大阪地裁で開かれ、
樋口裕晃裁判官は懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役4年)を言い渡した。
阪田被告は元甲南大生の蒔田文幸被告(24)=虚偽告訴などの罪で公判中=の共犯。

判決によると、阪田被告は蒔田被告と共謀。2月1日午後8時50分ごろ、地下鉄御堂筋線天王寺駅到着直前の電車内で、
会社員の男性から痴漢に遭ったように装い、同駅駅長室で男性を痴漢の犯人として警察官に虚偽申告したほか、
1月30日には、出会い系サイトで誘い出した男性に蒔田被告が暴行を加え、金を奪おうとするなどした。

痴漢でっち上げは、事件から約1週間後に阪田被告が警察に自首して発覚した。
先月23日の初公判で阪田被告は起訴事実を認め、
「被害者の方にご迷惑をかけ、最低のことをしたと思っています」と涙を流して謝罪。弁護側が執行猶予付き判決を求めていた。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080808/trl0808081602014-n1.htm