警察の実態はネコババ集団

 だけどその中から署長が100万円抜いたり、課長が30万円抜いたりするということがあって、
600万円のほとんどは捜査に使われないで、消えてしまう。そういう実体があるんですよ。


仙波  強盗事件などの大きな事件が仮に起きたとしましょうか。捜査本部ができますよね。多額の捜査費が捜査本部の置かれた警察署の口座に振り込まれるんです。
600万円振り込まれたとしますか。そのお金を会計課長がキャッシュで引き降ろします。それでレンタカーを借りたり、張り込み場所を借りたり、職員の深夜の弁当代などを出すわけです。
 そのためのお金なのですが、お金を下ろした瞬間にその半分の300万円は県警本部の捜査一課に上納されると聞いていますね、僕は。本部にバックされた金は、本部の裏金になってしまう。
そうすると、600万円分の領収書はその警察署でつくらなければなりません。
 だけどもうすでに300万円はないんです。残りの300万円のうち、どうしても必要な経費は、もちろん使います。だけどその中から署長が100万円抜いたり、
課長が30万円抜いたりするということがあって、600万円のほとんどは捜査に使われないで、消えてしまう。そういう実体があるんですよ。
 捜査費が裏金に化けて捜査のためには使われない。その一方、現場の捜査員は、自分の車を使うなど、自腹を切って捜査に当たるしかない。
アホらしくってやっていられない。事件があっても、捜査員はパチンコ屋に行ってパチンコやっていますよ。意欲をなくしてしまっている。
http://www.nin-r.com/intr/semba/intr/08.html