ITmedia ビジネスオンライン 5/18(木) 13:40配信

ドムドムハンバーガ―の公式サイト

 ダイエー傘下のオレンジフードコートは5月18日、ハンバーガーチェーン「ドムドムハンバーガ―」を、ホテル事業や不動産事業を手掛けるレンブラントホールディングス(神奈川県厚木市)に7月に売却することを明らかにした。売却額は非公開。

 ドムドムハンバーガ―は1970年、ダイエーを親会社として展開がスタート。日本マクドナルド(71年)やモスバーガー(72年)より早くスタートした“日本最古のハンバーガーチェーン”として知られる。

 全盛期の97年は全国に355店舗を構えていたが、ダイエーの不振に伴う閉店が相次ぎ、現在は55店舗にまで減少。売り上げの低迷が課題となっていた。

 レンブラントに譲渡するのは、55店舗のうち36店舗。残る19店舗は、クレープ店への転換や閉店を予定しているという。

 レンブラントは今後、新生銀行と共同出資を行い、同チェーンの運営会社「ドムドムフードサービス」を新設する予定。買収後の店舗の運営方針については、「一部の店舗はハンバーガーチェーンとして運営を続ける予定だが、フランチャイズ店舗の導入など、新たな形態での運営も検討中」(運営本部)としている。

 同チェーンを買収した目的については、「再生事業に注力している当社の傘下に入れることにより、ドムドムハンバーガ―の売り上げを立て直せると考えたため」(同)と説明している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170518-00000057-zdn_mkt-bus_all