この件はプレミアが付くかもしれません。

但し、
「未使用保管」ではなくて、
「エンタイア(=実際使用で郵便局の消印あり)」
としてならば。

記念切手等はコレクターが「所有自慢」や「将来の値上がり期待」のために
取り込むので、結構沢山「未使用」の保存が全国に残ります。
しかし「通常扱いの郵便物」は、普通は捨ててしまので、残りません。

特に「往復葉書」は利用目的が事務用です。
その目的も行事の出欠の問い合わせが殆どであり、行事終了後は破棄されて
しまいます(参加者も行事主催者も、保管しても今更使い道がない)
従い「往復葉書のエンタイア」は少ない。

そこで、例えば私が東京住まいで大阪に知人が居れば、連絡を取り合って次の様にします。
(1)往便
  差出人=東京の私
  宛名=大阪の知人
  消印=東京中央郵便局
(2)復便
  差出人=大阪の知人
  宛名=東京の私
  消印=大阪中央郵便局

この(1)と(2)をペアで保存することで価値が出る、と思います。
価値が出る理由とは、
(1)通常は残らない「往復葉書のエンタイア」であり、しかもペアである。
(2)大人の事情の証拠である。
  大人の事情とは「往復葉書としては欠陥品だが、今更、既発売分を回収する
  ことが出来ないので、しかたなく使用を認める」です。
  つまり「大人の事情のため、郵便配達人は欠陥品を承知で配達した」ことを、
  歴史的事実として証明している。