>>655 へ自己レスします。
>往便と復便でインクの色が異なるので、通しは倍になりますね。

昔は、往復葉書の印刷は両面が同じ色だった。
ある日、高校生が新聞の投稿欄に提案の投書をした。
「紛らわしいので、往便と復便でインクの色を変えてはどうか」と。
当時の郵政省は「素晴らしいアイデア」として直ちに受け入れて、
現行の色違い印刷になった。

では、投書をした高校生は何を得たか?
このアイデアは一種の特許であり、例えば「往復葉書1枚につき10銭の
特許料」を請求すれば、高校生は金持ちになれた。
しかし新聞の投稿=一般に広く公開したので、特許としては成立しなかった。

結局、郵政省はその高校生に記念品を渡しただけだった。