核放棄をすれば体制を認めてやる。これは、ノルウェーでの非公式交渉で突き付けられた内容で、最後通牒になります。
その回答として、今回の弾道ミサイルの発射実験です。これを受けて、ドナルドレーガンとカールビンソンの朝鮮近海での配置なのです。

北朝鮮にとって、ミサイルと核の放棄はハルノートと同じもので受け入れられないものです。
つまり、交渉は決裂し開戦の段階に既に移っています。

核放棄すれば体制を認めると言われ、カダフィ大佐やサダムフセインと同じ末路を金正恩が選ぶはずもありません。

横須賀から空母が居なくなり、首都圏の米軍基地から米軍の戦闘機(ホーネット等の艦載機)が居なくなっています。

この事態は何を意味するか、よく考えることです。

最良のシナリオは金正恩をファーストアタックで葬る事です。それが無理ならミサイルの移動発射台を完全に破壊する事です。

最悪のシナリオは、金正恩を打ち損じ、ミサイルも破壊出来ず、怒りを爆発させて日本に報復の核ミサイルを打ち込む事です。

結論から言えば、北朝鮮とアメリカは挑発を直ちに止めろという事です。

被害を被るのは日本であり、そもそも朝鮮人の内戦でどうして何百万の日本人が死ななければならないのか?

安倍首相は何故、朝鮮の内戦をさも日本の問題のように発言するのか?
日本に核ミサイルの報復が来るのは、安倍首相が朝鮮有事は日米が協力して対処する、場合によっては実力行使
もじさないと発言したことから始まっています。

これを受けて4発のミサイルを日本海に発射したのは記憶に新しいことでしょう。
物事には因果関係があり、日本が攻撃されてもかまわない口実を北朝鮮に与えてしまったのです。

一国の首相としては最悪のミスですね。