鞆の浦は漁業が盛んで、
そこから猫が住み着いて魚とかを食べながら、人間と共生して気ままに暮らしてたんだよね。

そこにNHKの猫歩きの写真家が目をつけて発表し、注目を浴びた。
徐々に観光名所のようになっていき、
地元の人たちもそれまで普通にそこらへんにいた猫たちで特に害もなかったから「鞆の浦が有名になってよかった」と素直に乗っかって。

そのうち全国から捨て猫まで送られてけるようになり、猫に餌をあげる人や勝手に猫を捨てに来る人まで現れて。
それでも島の人たちは「猫が有名にしてくれたから」と餌代や糞尿の始末、去勢に四苦八苦しながら市役所も地域の人もボランティアで協力して。

今やどんどん繁殖する猫たちの去勢手術も追いつかず、募金も募っているけど追いつかず。
そこで去勢手術をする獣医たちもボランティアや薄給で頑張って。
糞尿の被害も本当に深刻。

猫の糞尿って本当に臭いよね。
臭いによるストレスって頭痛の元にもなるから本当に大変だと思う。

このおじいさんを批判する写真家も多大な責任があるし、全国から観光に来たり餌をやったり、猫を捨てた人、保護して置いていった人たちにも責任があると思う。