広範囲で地割れ確認 住民避難も 大分 豊後大野
5月20日 19時58分

大分県豊後大野市の山あいの地区で、地割れが少なくとも40か所で確認され、周囲には住宅もあることから、県や市などは、原因やさらに広がるおそれがないか調査しています。

地割れが確認されたのは、大分県豊後大野市朝地町綿田地区の県道から西に200メートルほどの地点で、付近には田んぼなどが広がっています。

今月16日に住民から市に「自宅の敷地内で地割れが起きている」と連絡があり、市や県などが調べたところ、縦およそ400メートル、横およそ300メートルの範囲で、少なくとも40か所、地割れが確認されたということです。
大きいものでは地面に20メートルにわたって亀裂が入っているということで、市に連絡した1世帯、2人は自主的に避難しました。
市によりますと、この地区の別の場所では昭和39年に地滑りが起きた記録があるということです。

避難した男性は「日がたつにつれて地割れの幅が大きくなり驚いています。危ないと思い避難しましたが今後が心配です」と話していました。
周囲にはほかにも住宅が数軒あり、市や県などは、地割れの原因やさらに広がるおそれがないか調査しています。

▽引用元:NHK NEWS WEB 5月20日 19時58分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170520/k10010989111000.html