大学の食堂で学生の財布を盗んだなどとして、窃盗容疑で大阪市の男が逮捕、起訴されたことが22日、兵庫県警東灘署への取材で分かった。
同署は、平成27年11月から今年1月の間に計55件、現金約45万円を含む約100万円相当の被害を裏付けたとしている。

男は「席取りのために置かれた荷物を狙った」と供述しているという。

東灘署によると、男は大阪市淀川区新北野、無職、鈴木孝二被告(29)で、大阪大の元学生。

大阪府豊中市の大阪大、大阪府吹田市の関西大でそれぞれ20件以上の盗みを重ねたほか、神戸市東灘区の甲南大、大阪府柏原市の大阪教育大でも財布などを盗んだという。
今年1月に遺失物横領容疑で逮捕され、既に3件の窃盗罪で起訴された。

配信 2017.5.22 22:12
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/170522/wst1705220068-n1.html