東京電力は22日、福島第一原子力発電所3号機の原子炉格納容器内を調べるため、潜水式の調査ロボットを今夏に投入すると発表した。

 炉心溶融が起きた3号機の格納容器内には、溶融燃料を冷却するための水が深さ約6メートルまでたまっており、ロボットを潜水させて、溶融燃料の位置を確認する。3号機の格納容器にロボットが投入されるのは初めて。

 発表によると、ロボットは直径約13センチ、全長約30センチの円柱形でスクリューやカメラ、照明を備えている。格納容器を貫く直径約14センチの配管から投入し、ケーブルを通じて遠隔操作する。

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2017年05月23日 17時19分 読売新聞
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