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【5月24日 時事通信社】ジュネーブで開催中の世界保健機関（ＷＨＯ）総会で２３日、マーガレット・チャン事務局長の後任を決める投票が行われ、エチオピアの保健相と外相を務めたテドロス・アダノム氏（５２）が選ばれた。アフリカ出身者がＷＨＯ事務局長になるのは初めて。

　任期は５年で、７月１日に就任する。テドロス氏は２０１４年に西アフリカで広まったエボラ出血熱へのＷＨＯの対応が遅れたことなどを踏まえ、組織改革に取り組む考えを訴えてきた。この日の投票では、テドロス氏を含む計３人が候補者になっていた。(c)時事通信社

2017/05/24 05:49（エチオピア）