2020年度に実施される次期学習指導要領で小学校の英語が教科になることに伴い、文部科学省は18年度から2年間を移行期間と定め、
授業時間確保のため、「総合的な学習の時間(総合学習)」の一部を「英語」に振り替える措置を容認することに決めた。

今夏にも関係省令を改正する。教員の多忙化もあり、授業時間を増やせないと判断した。英語の教科化後についても、総合学習の見直しを検討する。

次期指導要領では、歌やゲームで英語に親しむ「外国語活動」を現行の5、6年から3、4年に引き下げ、5、6年は教科書を使い、成績評価も行う正式な教科にする。
これに伴い、3、4年の授業時間は年35コマ(平均週1コマ、1コマは45分)、5、6年は現行の2倍の年70コマに増える。※続く

小学校の総合学習時間と外国語活動の年間授業時間数
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配信 2017年05月25日 06時00分
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