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てんかんに於ける医療大麻の有効性は、臨床試験で明白になっている。
また、重篤な副作用はなく、一般的な医薬品の許容範囲内であった。

しかし、臨床試験で施用された大麻抽出製剤は、大麻の花穂から
抽出され、0.3%以下のTHCが含まれている医療グレードため、
日本に輸入する事も、施用も、臨床試験も固く禁じられている。

【マリフアナ由来の治療薬、治験で好結果−米で初の承認か】2016年 3月15日
http://jp.wsj.com/articles/SB12798596211232484180504581599524241897518

英バイオ医薬品会社GWファーマシューティカルズは、大麻(マリフアナ)由来の
治療薬の第3相臨床試験で、小児の重症てんかん患者の発作回数が大幅に減少したと
発表した。この報道を受け、同社の株価は14日のロンドン市場で上げ幅が一時130%を超えた。

GWファーマによると、ドラベ症候群患者に既存の治療薬に加えてんかん治療薬
「エピディオレックス」を14週間投与したところ、てんかん発作回数が39%減少した。

プラセボ(偽薬)投与群では発作回数は13%しか減らなかった。

GWファーマはこのデータを用いて米食品医薬品局(FDA)に治療薬の承認を申請する
方針を示した。エピディオレックスはすでにFDAから優先審査指定を受けている。
販売が認められれば、FDAがマリフアナ由来の治療薬を承認する初めてのケースとなる。

第3相無作為化二重盲検プラセボ対照試験
http://dev-gwpharma.pantheonsite.io/about-us/news/gw-pharmaceuticals-announces-positive-phase-3-pivotal-trial-results-epidiolex

レノックス - ガストー症候群 (小児期難治性てんかん症候群)

プラセボ投与患者の22%低下と比較して、発作低下の中央値44%達成、
統計的に有意であった(p = 0.0135)。

副作用は「エピディオレックス」治療患者の10%以上で発生する。
最も一般的な有害事象は、下痢、傾眠、食欲減退、発熱、嘔吐だった。
治療患者の有害事象報告の78%は軽度または中等度であった。

コロラドのてんかん財団 てんかんの子供を治療するための大麻の使用
http://www.epilepsycolorado.org/news-research/medical-marijuana/efco-report-to-the-community/

2016年1月現在、1,394人の小児てんかん患者を支援した。

シャーロットウェブ(大麻抽出CBDオイル)は、60%が発作の少なくとも50%の減少を達成し、
10%が発作のない状態になった。