事故から6年以上経ってるけど、
この微粒子にプルトニウムが含まれてるかどうか、まだ証明されていない。
ウランが含まれることは証明されてる。

空間線量や降下した放射性物質の何割がこの微粒子によるものかも判らない。
おそらく地域によって差があるはずだけど、そういうマップもできていない。
実効線量率が70倍も違うのだから、同じ空間線量でも明らかに対策や警戒レベルが違ってくる。

エアロゾルの肺への沈着率は、粒子の大きさや形状によって全然違ってくる。
アスベストみたいに細長い粒子は沈着しやすい。
この放射性微粒子は球状なので、アスベストほどの沈着率ではないかも知れないけど、
大きさとしては1〜3μmぐらいで沈着しやすい部類に入る。
口呼吸だと2割ぐらい沈着する可能性を考えないといけないのでは。

免疫系が弱ってる人は、こういう微粒子を排除する仕組みが弱ってるので、
同じ吸入量でもダメージには個人差が出るはず。
N95ぐらいのマスクである程度防げる。
空間線量1μSv/h超えてるような所では着用した方が良いと思う。