5月29日 11時24分 NHKWeb

去年5月、東京・江戸川区のアパートで、住人の54歳の男性が拳銃で撃たれて殺害された事件で、警視庁は同じアパートに住んでいて、事件直後に自殺した当時73歳の男を殺人などの疑いで書類送検しました。

去年5月、江戸川区東葛西にあるアパートの2階の部屋で、この部屋に住む倉田章義さん(54)が頭から血を流しているのが見つかり、その後、死亡しました。

警視庁が捜査を進めた結果、事件のあとに「2階に住む男性を撃った」と110番通報し自殺した、同じアパートの1階に住む渡部忠雄容疑者(当時73)が、倉田さんを拳銃で撃って殺害したとして、殺人と銃刀法違反の疑いで書類送検しました。

これまでの調べで、渡部容疑者は、倉田さんと足音などの生活音をめぐってトラブルになっていたということで、警視庁は事件の背景にこうしたトラブルがあったと見ています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170529/k10010998881000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_009