http://www.sankei.com/west/news/170529/wst1705290061-n1.html

 次々と交通事故を起こして男女6人にけがをさせ、逃走したとして、大阪府警岸和田署などは29日、自動車運転処罰法違反(過失致傷)や道交法違反(ひき逃げ)などの疑いで、住所不定、無職、池田貴之容疑者(26)を逮捕、送検したと発表した。

 同署によると、池田容疑者は平成28年12月4日夜、大阪府岸和田市荒木町の国道26号で軽乗用車を運転中、信号待ちをしていた軽乗用車に追突し、乗っていた女性(47)に軽傷を負わせた後、同市内や貝塚市内を約5キロにわたり走行。他の乗用車に接触するなど6件の人身・物損事故を起こし、22〜52歳の男女5人を負傷させ、逃走した疑いが持たれている。

 池田容疑者は最終的に、乗っていた軽乗用車を同府熊取町の路上に放置して逃げた。当初は「車を盗まれた」などと供述していたが、その後「どんな事故だったかはっきり覚えていないが、任意保険に入っておらず借金もたくさんあり、相手に払う金がないので逃げた」と、容疑を一部認めたという。