オスプレイ「漁業被害は補償」

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/5083704151.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

自衛隊が導入する新型輸送機オスプレイの佐賀空港への配備計画をめぐり、
2日開かれた県議会の特別委員会で、九州防衛局の幹部は、オスプレイが導入された後に
漁業被害が生じた場合、防衛局側が調査を行い補償する考えがあることを明らかにしました。

県議会の特別委員会には、防衛省や九州防衛局の幹部が参考人として出席しました。
この中で議員は、
「地域住民の理解を得るために防衛省としてどのように取り組むのか。国に対して不信感が募っている」
とただしました。
これに対し九州防衛局の川嶋貴樹局長は、
「国に対する不信感には、諌早湾の干拓事業そのものに対する問題のほかに
補償するといいながらしていない、ということがある」と述べたうえで、
「オスプレイの運用が始まった後に、漁獲量が減少した場合には、防衛省として原因の調査を行いたい。
関係する漁業者にも参加していただき、専門家のアドバイスも聞きながら
調査を実施し、補償を適切に実施していきたい」
として、漁業被害が生じた場合には調査と補償を行う考えを明らかにしました。

一方、特別委員会の中で自民党の原田寿雄議員は
「私たち自民会派は、関係者の理解や公害防止協定の取り扱いの整理などの
諸条件が整うならば佐賀空港への自衛隊配備を受け入れるべきとの考えに至った」
と述べ、自民党県議団として条件付きながらオスプレイの配備計画を
受け入れるべきという考えを初めて示しました。

06/02 18:18