墜落直後とみられる3日午後2時50分ごろ、死亡した河西勝基さん(21)から、長野県の松本空港にある同社松本運航所に
「助けて、助けて」と携帯電話で連絡があった。応対した整備士が「場所はどこだ」と尋ねると「外が真っ白」と動転した声で答えた。
その後、「前の2人は意識がないようだ」「体が動かない」「痛い、寒い」と興奮した様子で報告。やりとりの最中、別の社員が警察に連絡し
駆け付けた警察官が通話をいったん切り、河西さんに110番させるよう指示した。
同機は、墜落など衝撃を受けた際に自動で信号を出す救命無線機を積んでいたが、発信があったかは不明という