アメリカのブッシュがイラクのフセインを勘違いで倒してしまってから完全に風向きが変わった。
スンニ派フセインに弾圧されていたシーア派が復活し大国イランイラクがともにシーア派政権になり、
中東のスンニ派大国はサウジのみとなり、完全にパワーバランスが崩壊。

さらにイランはオバマ政権下のアメリカとの国交回復にも成功し経済制裁も解除。
その頃からイランによるサウジ派中東諸国の切り崩しが激しくなり、サウード王家のすぐキレ(断交)る稚拙な外交もあいまって、
サウジ王国とスンニ派は危機的状況にある。

今回切られたカタールも必然的にイラン陣営に加入することとなり、サウード王家はギロチン台への階段をまた一歩進むこととなった。
堕落したサウジ王国が革命サウジとして生まれ変わる日も近い。イラン万歳。革命万歳。アラーは偉大なり。