国土交通省は、民間企業が高速道路のインターチェンジ(IC)を設置できる新たな制度を創設する。

ICと自社のショッピングセンターや物流施設などを直接結ぶことを可能とし、地域の活性化につなげる。
民間の資金を活用し、ICを欧米並みに増やす狙いもある。

政府が近く閣議決定する新たな成長戦略に盛り込み、2017年度中に制度の運用を開始する方針だ。

現行制度では、高速道にICを設置できるのは、道路を管理する高速道路会社や地方自治体などに限られている。
新制度では、民間企業がICの整備計画を提案し、国の審査を経て設置を認める仕組みとする。

ICはアウトレットモールなどの大型商業施設や物流施設、遊園地などのレジャー施設と結ぶことを想定している。
沿線への企業誘致やまちづくりにも役立ててもらう考えだ。

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配信 2017年06月06日 07時07分
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