京都府舞鶴市は5日、不適切な事務処理を行ったとして、舞鶴引揚記念館の40代の男性主査を戒告の懲戒処分にした。主査は同日付で依願退職した。
 市によると、主査が3月にあった展示施設の改修費約95万円を5月に自費で支払ったことが、業者からの連絡で同月16日に発覚。その後の調査で、昨年6、8月、今年4月の計3回、別の業者が行った電気設備の点検料計約25万円も自費で払っていた。
 主査は「仕事の忙しさで支払いがうまくいかず遅れが生じた。周りにも迷惑が掛かるので自分で払った」と話しているという。

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20170606000086