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>>これまで零戦の卓越した空戦性能は、搭乗員の手記などでしか知る術がなかった。

いやいや、ばっちりアメリカ軍に鹵獲機徹底分析された結果出てますよ
3つの勧告もその結果を踏まえた対抗できる後継機が出るまでの限定的なものですし

1942年(昭和17年)6月、アメリカ軍はアリューシャン列島のダッチハーバーに近いアクタン島の沼地に不時着した零戦
(アクタン・ゼロ)をほぼ無傷で鹵獲することに成功した。この機体の徹底的な研究により、零戦が優れた旋回性能と上昇
性能、航続性能を持つ一方で、高速時の横転性能や急降下性能に問題があることが明らかとなり、アメリカ軍は「零戦と
格闘戦をしてはならない」「背後を取れない場合は時速300マイル以下で、ゼロと空戦をしてはならない」「上昇する零戦を
追尾してはならない」という「三つのネバー (Never)」と呼ばれる勧告を、零戦との空戦が予想される全てのパイロットに対
して行った。また、不要な装備を除きなるべく機体を軽くするように指示した[47]。弱点を衝いた対抗策として優位高度か
らの一撃離脱戦法と「サッチウィーブ」と呼ばれる編隊空戦法がアメリカ軍に広く普及することになった。一撃離脱戦法と
サッチウィーブが徹底された1942年年間の零戦とF4Fのキルレシオは1:5.9とされたが、この数字はアメリカ軍によるもの
で実際はこの通りであるか不明である。