>>11承前

とどのつまり、日本人が国連になんでも決めてもらおうとするのは、とんでもない誤謬なのであり、受け身になることなく日本自身が国益を意識しつつものごとを決める『プレイヤー』として活動するのが正しいのだとすれば、
そうしないからクマラスワミ報告などを扱う人権委や人権理事会の進行は、その多くが欠席裁判じみたものに終始してきたのではないか。


 以上の事実から判るように、国連のできることには自ずと限界があり、その限界点は日本社会で一般に考えられているよりも思いのほか低い。
序列をつけても国連事務総長など一国の首長よりも低い地位に存在しており、来訪すれば礼儀として厚遇するのは当然だとしても、その点の意識はしっかりと持つ必要がある。