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小笠原・西之島、頭でっかち山体崩落で首都圏巨大津波の発生の恐れ……

2013年から2017年、
今も、火山活動で急成長中の小笠原諸島・西之島の
斜面が崩落して、津波が発生する恐れがあるとする
研究結果が、東大地震研究所の前野助教らが
ホームページで明らかにしたとのこと。

西之島は、現在、1日約20万立方メートルの溶岩が
噴出中、円錐形の急斜面に積み重なり
いうなれば、頭でっかちな、
キノコやカリフラワーみたいな状態にあり、崩壊しやすくなっているとか……

前野助教によると、東側斜面の山体崩壊した場合、
1200万立方メートルの溶岩が一気に海中に落下、
西ノ島周辺で10mクラスの巨大津波が発生する
可能性があることが、
コンピューターによる計算で判明したとしました。

この場合、西之島の約130キロ東に位置する
小笠原諸島の父島に17〜19分で
最小でも、高さ1mの津波が到達するとのこと。
前野助教によれば、地震計や周辺海域に海底津波計を
設置するなどして、
注意深く監視することが大切としています。


火山島の崩壊で、大津波が発生したと思われる事例は、
世界的に数多くあります。
代表的な、江戸時代に起きた、雲仙岳の火山性地震
およびその後の、眉山の山体崩壊での
九州・有明海沿岸巨大津波、「島原大変肥後迷惑」など。

日本でも、2001年の、三宅島噴火時に、
カルデラ山体崩壊が起きれば、関東地方太平洋沿岸全域
が、巨大津波に襲われる、とも言われていますが、
噴火が沈静化したら、いつの間にか誰も言わなくなりました。
巨大災害は、想定外の事態や、忘れた頃にやってくる……なんですけどね

http://2.bp.blogspot.com/-rkDiicBLxmw/UnhrEMPBstI/AAAAAAAAAM8/KW0b9DRbeJs/s1600/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%81%BD%E5%AE%B3%E4%BA%88%E6%83%B3%E5%9B%B3.jpeg
https://youtu.be/kWFj9wY6K18#t=16m40s
https://youtu.be/2auSoB5gRTw#t=00m55s
https://youtu.be/4llGHCqa4JQ#t=00m45s
https://www.youtube.com/watch?v=LtDYoWKv_Vo#t=1m14s