>>925-930
あたしたちの住んでいる街には河が流れていて
それはもう河口にほど近く 広くゆっくりよどみ、
臭い

この街は、>>1悪疫のときにあって 僕らの短い永遠を
知っていた

僕らの短い永遠
僕らの愛
僕らの愛は知っていた 
街場レヴェルののっぺりした壁を



僕らの愛は知っていた 沈黙の周波数を
僕らの愛は知っていた 平坦な戦場を
僕らは現場担当者になった 格子を解読しようとした
相転移して新たな配置になるために
深い亀裂をパトロールするために
流れをマップするために

落ち葉を見るがいい 涸れた噴水をめぐること
平坦な戦場で 僕らが生き延びること。

リバーズエッジ