松山市立清水小学校の女性教諭が今年4月、5年児童に「私が担任だったらぶち殺す」などと
暴言を吐いていたことが21日、市教委への取材で分かった。女性教諭は不適切な発言だったと認め、
児童に謝罪。5月の学級PTAでは校長と担任教諭が保護者に経緯などを説明し、謝罪した。

 暴言を受けて同校が5年児童全員から聞き取ったところ、この女性教諭は他の時にも児童に
「アホ」「バカ」などと発言していたと答えた児童が複数いた。市教委は女性教諭を処分する予定はないという。

 市教委によると、女性教諭は担任を持たない専科の教諭として児童らを指導。市教委に匿名での電話があり、
女性教諭に聞いたところ暴言を認め、「児童がふざけていたため」と弁明したという。

 市教委学校教育課は取材に「極めて不適切な指導だった。
再発防止のため各小中学校長に注意喚起をした」とした。【花澤葵】

毎日新聞2017年6月22日 10時15分(最終更新 6月22日 10時24分)
https://mainichi.jp/articles/20170622/k00/00e/040/203000c