ネット配信が始まっても、追加料金がない。

なんだ私も含めて殆どの人がお得ではないか。
などと早合点をしてはいけない。

悪徳企業が口にする無料ほど
恐ろしいことはないからである。

国民は『公共性のあるテレビ放送』や
『公共性のあるラジオ放送』が必要であり、
それを実現するために必要不可欠だということで、
受信料を負担させられてきているのである。
(これ自体、極めて不合理不当であることは改めて言うまでもないが)

国民が支払った受信料は、
全額をテレビ放送やラジオ放送に使うべきもので、
他の事業をやるために使っていいお金はただの一円もありはしない。

しかるに、
何千万という国民に、
インターネットを用いて映像を配信する事業を行うに
要する途方もない巨額経費について
受益者に新たに負担してもらう必要がないということは、
NHKは、これまで、その巨額経費相当額分について、
長きにわたり不当に徴収してきたということを
自ら白状したに等しいといわなければならない。

NHKが徴収していいのは、
テレビ、ラジオの事業を実現するために必要な資金のみである。

NHKは、国民に支払義務がない
他の事業に浪費している相当額について
過去にさかのぼって全額を返金すべきである。