http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170629/k10011034921000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_018

大手電機メーカー「パナソニック」は、29日開いた株主総会の後の取締役会で、ことし3月末時点で11人いた代表取締役を4人に減らすことを決めました。創業家出身の松下正幸取締役副会長も代表権が外れ、これによって創業家出身の代表取締役がいなくなりました。
パナソニックは、29日開いた株主総会の後の取締役会で、新たな経営体制を正式に決めました。

それによりますと、ことし3月末時点で11人いた代表取締役を4人に減らすことを決め、「松下電工」出身の長榮周作取締役会長のほか、創業家出身の松下正幸取締役副会長も代表権が外れました。

松下氏は副会長の役職にはとどまりますが代表権が外れたことで、パナソニックでは創業家出身の代表取締役がいなくなりました。

パナソニックは今回の見直しについて「従来、専務取締役以上を代表取締役としていた考え方から、経営の必要性に応じ機能や役割などを勘案し、代表取締役を定める考え方に変更した」としています。

6月29日 21時05分