http://www.jiji.com/jc/article?k=2017063001200&;g=soc


 国土交通省は30日、強い毒を持つ「ヒアリ」が名古屋港で確認されたことを受け、全国の主要な港湾を管理する自治体などに対策を講じるよう要請した。特に、名古屋港などで見つかったヒアリが中国広東省の南沙港を出港し陸揚げされたコンテナにいたため、同港からコンテナの定期輸送サービスが行われている22港については、地方環境事務所と調整した上で、区域内に殺虫餌を置くよう求めた。
 22港は次の通り。
 苫小牧港(北海道)、仙台塩釜港(宮城県)、東京港(東京都)、横浜港(神奈川県)、清水港、御前崎港(以上静岡県)、名古屋港(愛知県)、四日市港(三重県)、大阪港(大阪府)、神戸港(兵庫県)、福山港、広島港(以上広島県)、岩国港、徳山下松港、宇部港(以上山口県)、北九州港、博多港(以上福岡県)、大分港(大分県)、細島港(宮崎県)、志布志港、鹿児島港(以上鹿児島県)、那覇港(沖縄県)。(2017/06/30-19:08)