※日本獣医師会が強く反対していたのに、アベ一味が強行で押し込んできたのがよく分かる 

平成29年 新年のご挨拶 でブチ切れる(下記は要点のみ抜粋)

公益社団法人 日本獣医師会 会長 藏内 勇夫

内閣府に設置された内閣総理大臣を議長とする国家戦略特別区域諮問会議で
議論されてきたことの一つに獣医学部新設があります。

獣医師の需要動向をみましても、地域偏在や職域偏在はあるものの
全国的観点から獣医師数は不足していませんし
平成 19年に農林水産省で行われた獣医師の需給調査においても
今後、獣医師が過剰となる場合や不足する場合の
シュミレーションを行いましたが、不足するという結論になっていません。
過去 50年間、獣医学部が設置されてこなかったのは、その必要がなかったからであります。

したがって、同諮問会議での有識者委員の発言は、あまりの不見識さに目を覆いたくなります。

現在の提案主体者による獣医学部新設構想は、全国的見地から獣医師が不足していないので
なぜ新たに獣医師養成大学を設置するのか理解できません。

特に、今回、獣医学教育及び獣医師職域の現状及び将来の在り方について、十分な検証も行わず
本会等関係者が意見を述べる機会もないまま、一方的に獣医学部の新設が決定されたことは
きわめて遺憾であります。

養成人数の過剰問題を抱えている弁護士や歯科医師のようになることだけは避けなければなりません。
会長として、今後もこれらの課題に全力で取り組んでまいりますので
皆様方のご支援ご協力をお願いいたします。

詳細全文はここ
http://nichiju.lin.gr.jp/aisatsu/