茨城県大洗おおあらい町の日本原子力研究開発機構の被曝ひばく事故で、放射性物質を洗い流すシャワーの水がほとんど出ず、別の施設からホースをつないで除染していたことが30日、原子力規制委員会の調べでわかった。

原子力機構はこれまで、この事実を公表していなかった。

 規制委が同日、被曝した作業員5人に聞き取り調査をしたところ、事故が起きた燃料研究棟の水道は以前から弁の調子が悪く、シャワーの水が出にくい状態だったことがわかった。

 原子力機構は事故後の記者会見などで、シャワーで除染したと繰り返し説明。原子炉等規制法に基づいて規制委に6月19日に提出した報告書にも「シャワー実施」と記載していた。しかし、実際には別の施設からホースを引いて洗っていた。規制委は、報告が虚偽にあたるかどうか調べる。

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2017年07月01日 08時02分読売新聞
http://sp.yomiuri.co.jp/science/20170701-OYT1T50011.html?from=ytop_ylist
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