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日本テレビ系(NNN) 7/4(火) 19:56配信

 中学生の少女を誘拐し、2年にわたり監禁した罪などに問われている男が法廷で何者かの指令を受けて事件を起こしたと述べた。

 寺内樺風被告(24)は、2015年3月、埼玉県朝霞市で中学1年生だった少女を誘拐し、2年にわたり自宅に監禁した罪などに問われている。さいたま地裁は弁護側の求めに応じて精神鑑定を行ったが、その結果を受けた被告人質問が4日に行われた。

 法廷で寺内被告は、なぜ事件を起こしたのか問われると、「脳に声が入ってくる」「『大指令』を受けて事件を起こした。私は集団ストーカーを受けていた」などと淡々とした様子で述べた。

 弁護側は「被告は統合失調症で責任能力は限定的だ」と主張したが、検察側は逮捕時の取り調べには普通に応じていることなどから、「責任能力はある」と主張し対立している。