【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席は4日、モスクワで会談した。両首脳は北朝鮮に核・ミサイル開発の停止を求めると同時に米韓が軍事演習を中止する必要があるとの認識で一致した。
ドイツでの20カ国・地域(G20)首脳会議を前に北朝鮮への圧力を強める日米韓をけん制したものとみられる。

プーチン氏は共同記者会見で「北朝鮮の核・ミサイル開発と米韓の大規模軍事演習を同時に凍結するとの中国の考えに基づき、共同戦略を進めることで合意した」と強調。
両国外務省も共同声明を出し、4日の北朝鮮の弾道ミサイル発射に「深刻な懸念」を表明しつつ、米国などを念頭に、圧力をかけることなく対話に入るよう呼び掛けた。

配信 (2017/07/04-23:50) 
時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017070401264&;g=int