http://www.nikkei.com/article/DGXLASDC05H1Q_V00C17A7EE9000/

2017/7/5 19:53

 日本少額短期保険協会(東京・中央)が5日発表した2016年度の少額短期保険業界の決算概況によると、犬や猫の治療費の一部を賄うペット保険の収入保険料は15年度比24%増の103億円だった。12年度から5期連続で伸び、初めて100億円を超えた。業界全体でも収入保険料は同12.2%増の815億円と、調査を開始した08年度以降で最高を更新した。

 保有契約件数も伸び、ペット保険では同25%増の35万件だった。ペット保険の加入率はまだ5%程度といわれており「今後も増加が見込まれる」(同協会)という。全体では同8%増の687万件だった。少額短期保険は通常よりも保険料が安く、手軽に入れる点などが契約増につながった。