http://www.yomiuri.co.jp/national/20170706-OYT1T50124.html?from=ytop_main5
讀賣の記事の方が詳しいな。
> ……
> 1審の地裁岸和田支部(大崎良信裁判官)が作成した公判調書には、被害者の
> 家族が被告への質問を申し出た際、検察官(副検事)が「許可相当と思料します」
> との意見を述べたと記されていた。
> 1審判決後、弁護人は同支部に異議を申し立て、「検察官は意見を述べていない」
> と主張したが、同支部は、異議を受けて作成した書面に「検察官から意見が明確に
> 述べられた」と記載した。
> 控訴審で証人出廷した同支部の書記官は「法廷のやりとりを記載した」と証言したが、
> 検察官も意見を述べなかったと認めたことから、福崎裁判長は、書記官の証言は信用
> できないと判断。ただ、公判調書自体は「検察官が暗黙のうちに意見を述べたと解釈
> する余地もあり、ただちに誤りとは言えない」とした。
> その上で、「明確に述べられた」と記載された書面は事実ではないと認定。「1審の
> 担当である裁判官があえて事実と異なる記載をさせた可能性があり、単なる過誤として
> 見過ごすことはできない。審理の公平性にも疑念を抱かせる」と厳しく指摘した。
> 判決後、弁護人の赤堀順一郎弁護士は「司法の根幹を揺るがす許せない行為だ」と述べ、
> 刑事告発も検討する考えを示した。

 交通事故の裁判て、司法試験組じゃない副検事(検察事務官上り)が担当する事が
多いが、彼らは「思料」なんて言葉知らないだろ。「岸和田支部」っていかにも芳しい
感じがする。